宗教はよりよく生きるため
日本人の宗教に対する偏見は、戦後の新興宗教の宗教とはかけ離れた行動に依るところが大きい。
もっともインパクトがあったのはオウム真理教のテロ事件だった。
宗教は胡散臭いというのがだいたいの現代日本人の感覚ではないだろうか。
こんな話がでたら自分の頭で考えるべきだ。
死後の世界
死後の世界はあるかないか誰も知らない。あると信じている人がいることは間違いないが、それはあることの証明にはならない。
だから、死後の世界のことを言い始めたら、それはインチキ宗教と考えて良い。
超能力
超能力があることと、よりよく生きることはイコールではない。超能力があると信じ込ませることで、その人はすごい人なんだと思わせることはできる。だから、教祖は何かしらの超能力が必要になる。それがタネのあるマジックでもすごいと思わせることが大切。
ただ、ここで冷静になって考えれば、例えばスプーンを曲げる能力を自分も修行を積んで持てたとする。それでどうなるか?スプーンを何本曲げてもよりよく生きることにはならない。テレビ番組に出て有名になればそれでお金を稼げるかもしれないが、そう考えているなら、真面目に働いた方がお金を稼げる。
高額献金
高額献金を求める宗教団体は、もう宗教ではなく搾取。詐欺集団だ。どっぷりと信仰に浸かってしまったら、高額献金して幸福になれるという洗脳状態だ。
もしお金を払って幸せになれるのであれば、誰かが例えばすでに亡くなっている先祖や憑依している霊にお金を渡して交渉していることになるではないか。もしそうなら先祖の霊や憑依している霊はただの強盗ではないか。
高額なツボに悪霊を閉じ込めるなんていうのは、もう漫画「ナルト」の世界。
ちなみにこういう献金は何に使われているか公表の義務がない。そういう金はだいたい私利私欲のために使われるのがオチ。
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