Logic Pro X の「バウンス」機能
「バウンス」は何のためにするのかよくわからなかったが、バウンスをしてスムーズになった作業がある。
トラックの音色がソフトウェア音源だった場合、CPUパワーを使うので、それをオーディオファイルにしてCPUの負担を減らすという使い方である。
もしかしたらM1 MacBook Airはこのような作業は必要ないかもしれない。しかし、今使っているMacBook Airは最後のIntel CPUなので、最近は必要になってきた。
なぜ必要になってきたかというと、ドラムのトラックをマルチトラックにするということを覚えたからである。
いままではドラムトラック=1トラックだったが、マルチトラックの設定にすると、キック・スネア・ハイハット・タム・・・・とそれぞれ別々にプラグインを差し込める。そうすると、iZotope社のNeutronだと、スネア用のエフェクトをスネアだけにかけ、キックのエフェクトをキックだけにかけて・・・ということができる。
↑ ミキサーのドラムトラックに「ー+」がつく。図は「Kick」に名前を変えている。
こうすることで、それぞれの音色に最適なエフェクトがかかり、音がスッキリしたり、立体的になったり、と良い効果を得られる。
ただ、ドラムトラックが1トラックではなく、楽器の分だけトラックが増えることになる。そうすると、CPUパワーが必要になってくる。
そこで、プラグインをさしてエフェクトをかけたトラックをオーディオファイルにしてCPUの負荷を減らすのである。
これはなかなかいい方法である。バウンスの本当の目的は未だ不明だけれども、これはいい方法だった。
↑iZotope社のVisual Mixer。Relayというプラグインを全てのトラックに挿すのだが、これがけっこうCPUを使っていそう(真偽不明。未検証)。
↓ 今回の作業で出来上がった曲。
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