教諭いじめ 構造

神戸市での教諭いじめの背景に「神戸方式」なる人事制度があると伝えられている。北海道新聞10月13日朝刊では「教諭が校長に希望校を伝え、校長間の相談で一部の人事異動が実質的に決まる」と書いているが、要するに校長のお気に入りの教員を引っ張って来るという制度だろう。

「校長のお気に入り教員」というのは、経験上、誰からも立派だといえる教員ではない。どういう教員かというと、学園ドラマに出て来る校長のそばにいる教頭や教員そのまんまである。そういう教員に欠落している意識は「生徒のため」という意識である。やることなすこと自分のため、そのためには校長に気に入られるのが一番なのである。

「神戸方式」と制度になっている人事異動は異常だ。親分子分の関係を教職員が作って何をしたいのかさっぱりわからない。意味のない人事異動をした結果が、教諭いじめとも考えられる。

もう一つ、昔から考えていたことだけれども、義務教育の教員養成のあり方である。

おそらく、ほとんどが地元の教育大学を出て地元の小中学校に赴任すると思う。だから、みんな先輩後輩、学校が違えば派閥争い。派閥で人事が決まるとも聞く。教職というよりも、学生の延長の感じなのではないか。

地元の教員養成大学は、残念ながらたいした大学ではないのが実際のところではないか。今回の教諭いじめは、レベルが低い学校で学生のすることそのまんまである。

義務教育に携わっていまともな教員(こういう人の方が多いと思う)は、現状を改善すべく頑張ってほしい。派閥に負けない。先輩後輩の関係ではなく、原則中心の議論と行動でより良い教育を実践してほしい。


Homemade Jam & Jazz

家で実がなる植物は、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、ぶどうのデラウェア。2022年はグランドカバーにワイルドストロベリーを植え、試しに買ってみた普通のいちごがいい感じで育っている。トロンボーンが主役になれる曲を作って、トロンボーンの地位向上を図る。最近はLogic pro XとNeutron、Nectorを手に入れて新曲作りに挑戦中。今だMacbook Air i5使用中。

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